22 順と逆

柔術は自分が順で相手を逆にして倒します。

相手の順をいかに逆にするかが、柔術の技になります。

柔術には、関節と体の2つの順と逆があり体の順と逆は表と裏ともいいます。

関節が痛くないのが順関節順で痛いのが逆関節ですが、稽古で関節を痛めつけると筋力が強化され捻ってもきかなくなり、ただ関節を捻るだけでは相手は倒れなくなります。

関節で相手の逆をとることで相手の体の裏をとり、裏から相手の体の中心に向けて力をかけ崩して倒します。

柔術では常に順と逆を意識することが重要です。