8本目は技名があり「行き違い」といいます。
両者が6歩の間隔を開け対面して立ち、お互いがまっすぐに歩いてきます。
行き違う際に、右手の親指と人差し指の間をV字型に開き、相手の右手首をこのV字型ですくうように当て、歩く速さを利用して相手の腕を持ち上げ、自分の胸の高さまで上がったところで、振り向き自分の正中線上で相手の背中側から両手で相手の手首を内側に折ります。
この時、相手の肘から肩、首にかけて力が加わるよう手首を折ると相手は床に向け崩れ落ちます。
力はゆっくりと柔らかく手首から肘、肩、最後は首に伝わるようかけます。