7 7本目

首を絞める技です。相手は正座して座り、自分は相手から3歩離れて立ちます。

相手に向かって歩いていき、右手を握り拳の下で上から相手の頭に当身を入れます。

相手は、当身を右手首で受けるので、相手が受けるのと同時に腹を右足で蹴ります。

蹴り方は膝から下を振り子のようにして母指球で蹴ります。稽古では当たる手前で止めします。

右手を相手の右手に沿って絡ませるように動かしながら後ろに回り込み右手を首に巻き付けて絞めます。相手は首を絞められないように右手で払ってくるので、払われないよう蛇が巻き付くように腕から首にかけて絡ませます。力を入れずに柔らかい力で右手を動かすことが大事です。

相手の後ろに回り込んだら右足を立てた片膝立ちになり、右足の膝頭を相手の右肩甲骨の下に当て相手の体を少し後ろに倒し膝頭に相手の体を乗せるようにして押さえ、相手が逃げられないように固定します。

左手を右手の手首に添えて、右前腕を内側に回し骨の角度を変えることで首を絞めます。