15 15本目

2本目の技で、相手が技をかけられないよう肘を外側に開いて抵抗した場合の技です。

相手が膝の上に置いた手を上から両手とも軽く握り、相手の意識を手に向けます。相手の意識が手に向いたところで、左手で相手の喉に向けて当身を入れます。

相手の左手を上から握っている右手で相手の左手の親指以外の4本の指をまとめて握り、内回りに回転させながら顔の前まで持ち上げ、同時に左手で相手の右肘を下から受けるように持ちますが、相手は肘を起こされないよう肘を外側に開いて抵抗します。

相手の左肘を下から受けるように持っている左手を、甲が自分に向くように回して相手の左前腕に乗せ、そのまま上に滑らせて相手の手首を掴み、右手は握っている相手の指を離して相手の左肘を下から持ち、肘を持ち上げて相手の体をあおり仰向けに転がします。

相手が仰向けに転がったら左手は相手の左手を持ったまま、最後に右手で顔に当身を入れます。